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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ボリンジャーバンド+3σまでの上昇を見せ、いったんクローズも入りやすい


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の2万8610円(+0.66%)前後で推移。寄り付きは2万8690円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8620円)を上回り、現物の取引開始直後には2万8730円まで買われる場面が見られた。ただし、ボリンジャーバンドの+3σまでの上昇を見せたこともあり、買い一巡後は一時2万8560円まで上げ幅を縮めている。もっとも、下値を売り仕掛けてくる流れにはならず、2万8560円~2万8620円辺りで底堅く推移している。

 日経225先物は、ボリンジャーバンド+3σまでの上昇を見せた後は、こう着感の強い値動きである。週足ではボリンジャーバンド+2σまで上昇したが、昨年のリバウンド場面ではいずれも+2σ水準でピークを形成していたため、いったんはクローズの動きも入りやすいだろう。また、グローベックスの主要な米株先物が小幅ながらマイナス圏で推移していることも、持ち高調整に向かわせているようだ。ただし、節目の2万8500円を上回って推移しており、底堅い値動きのなかでは、ショートは避けておきたい。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.05倍まで上昇し、75日移動平均線を上回った。その後は13.97倍と上げ幅を縮めているが、13.92倍辺りに位置する75日線に接近する局面では、リバウンドを想定したNTロングに向かわせよう。

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