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【市況】パウエル議長は利上げペースについて何も決定していないと強調

 日本時間0時からパウエルFRB議長の下院での議会証言が始まっている。事前原稿は前日の上院と同様の内容。先ほどから質疑応答に入っており、議長は「利上げペースについて何も決定していない」と強調した。「FRBは求人件数とCPI、PPI,雇用統計に注目」とも語った。

 これを受けて株式市場は下げ渋る動きを見せ、為替市場はドル売りで反応している。政策金利に敏感な米2年債利回りも下げの反応。

NY株式8日(NY時間10:29)
ダウ平均   32809.33(-47.13 -0.14%)
ナスダック   11553.20(+22.87 +0.20%)
CME日経平均先物 28315(大証終比:-105 -0.37%)

USD/JPY 136.63
EUR/USD 1.0560
GBP/USD 1.1841

米国債利回り(NY時間10:29)
2年債   4.986(-0.023)
10年債  3.913(-0.051)
30年債  3.833(-0.039)
期待インフレ率  2.349(-0.038)
※期待インフレ率は10年債で算出

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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