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【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、リスクオンの流れに乗り大台替え

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 6日前引けの日経平均株価は前営業日比332円50銭高の2万8259円97銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億6147万株、売買代金概算は1兆4212億円。値上がり銘柄数は1185、対して値下がり銘柄数は556、変わらずは94銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力株を中心にリスクを取る動きが優勢となり、日経平均は大幅高でフシ目の2万8000円大台ラインを突破した。前週末の欧米株市場が全面高に買われたことを好感する形となった。米長期金利が上昇一服となったことを受け、米国ではハイテク系グロース(成長)株が買われたが、東京市場でもこの流れを引き継ぎ、半導体など電機セクターの値がさ株が物色人気を集めている。値上がり銘柄数は全体の約65%を占めた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が商いを伴い高く、東京エレクトロン<8035>も大きく上値を伸ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。ソニーグループ<6758>も買いが優勢。冨士ダイス<6167>がストップ高に買われ、北陸電力<9505>も値を飛ばした。半面、オリエンタルランド<4661>が売りに押され、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も冴えない。ソシオネクスト<6526>も軟調。日本駐車場開発<2353>が急落、日本ハウスホールディングス<1873>、あいちフィナンシャルグループ<7389>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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