【材料】HPは通期ガイダンス維持 株価の反応はまちまち=米国株個別
HP<HPQ>が前日引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、1株利益の見通しは第2四半期、通期とも予想を上回る見通しを示した。
PCの販売が予想以上に落ち込み、需要低迷に悩まされながらも、特にキャッシュフロー(FCF)に関する通期ガイダンスを維持したことが好感されている模様。第1四半期は予想外の赤字となっていた。年内のPC需要の持ち直しを見込んでいることが示唆されている。
アナリストは「PC市場の低迷を考えると今回の決算は明るい材料だった」と指摘。「われわれは同社の利益および利益率を守るための行動と、PC軟化を示唆するデータを考慮した上で、同社が23年度の通期見通しを維持したことに勇気づけられた。株価は23年下期と24年に向けて良い方向に向かう可能性がある」と述べている。
ただ、株価の反応はまちまちで、現在は前日付近での推移となっている。
(11-1月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.75ドル(予想:0.74ドル)
・売上高:138.3億ドル(予想:141.3億ドル)
パーソナルシステムズ:92.2億ドル(予想:96.5億ドル)
プリンティング:46.1億ドル(予想:44.9億ドル)
・営業利益率(調整後):7.8%(予想:7.1%)
・FCF:-2億ドル(予想:+4940万ドル)
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.73~0.83ドル(予想:0.76ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.20~3.60ドル(予想:3.29ドル)
・FCF:30~35億ドル(予想:30.9億ドル)
(NY時間09:53)
HP<HPQ> 29.37(-0.16 -0.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
PCの販売が予想以上に落ち込み、需要低迷に悩まされながらも、特にキャッシュフロー(FCF)に関する通期ガイダンスを維持したことが好感されている模様。第1四半期は予想外の赤字となっていた。年内のPC需要の持ち直しを見込んでいることが示唆されている。
アナリストは「PC市場の低迷を考えると今回の決算は明るい材料だった」と指摘。「われわれは同社の利益および利益率を守るための行動と、PC軟化を示唆するデータを考慮した上で、同社が23年度の通期見通しを維持したことに勇気づけられた。株価は23年下期と24年に向けて良い方向に向かう可能性がある」と述べている。
ただ、株価の反応はまちまちで、現在は前日付近での推移となっている。
(11-1月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.75ドル(予想:0.74ドル)
・売上高:138.3億ドル(予想:141.3億ドル)
パーソナルシステムズ:92.2億ドル(予想:96.5億ドル)
プリンティング:46.1億ドル(予想:44.9億ドル)
・営業利益率(調整後):7.8%(予想:7.1%)
・FCF:-2億ドル(予想:+4940万ドル)
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.73~0.83ドル(予想:0.76ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.20~3.60ドル(予想:3.29ドル)
・FCF:30~35億ドル(予想:30.9億ドル)
(NY時間09:53)
HP<HPQ> 29.37(-0.16 -0.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美