【市況】「20の法則」から、まだ割安な銘柄を探す好機ではないとの指摘も=米国株
通常、弱気相場は割安な銘柄を探す好機となるが、今回はまだ収穫が少ない。米株式市場の低迷が長期化しているにもかかわらず、長期的な価値を測る指標の多くは非常に高い数値を維持している。買い場だと言えるような市場ではないとの指摘も出ている。
「20の法則」によれば、まだ株価は非常に割高で、インフレと金利の上昇、そして企業業績の悪化により、今後さらに下落する可能性があるという。
なお、「20の法則」とは、米消費者物価指数(CPI)の前年比とS&P500企業の足元の実績の株価収益率(PER)を合計した値が20以上であれば割高、20未満であれば割安と判断する。直近の米CPIは前年比6.4%、S&P500企業の足元の実績PERは19倍程度となっている。合計すれば25程度。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
「20の法則」によれば、まだ株価は非常に割高で、インフレと金利の上昇、そして企業業績の悪化により、今後さらに下落する可能性があるという。
なお、「20の法則」とは、米消費者物価指数(CPI)の前年比とS&P500企業の足元の実績の株価収益率(PER)を合計した値が20以上であれば割高、20未満であれば割安と判断する。直近の米CPIは前年比6.4%、S&P500企業の足元の実績PERは19倍程度となっている。合計すれば25程度。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美