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【市況】米国株見通し:下げ渋りか、明日のPCEを見極め

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時40分現在)

S&P500先物      4,017.00(+18.00)
ナスダック100先物  12,202.50(+105.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は80ドル高。米金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


22日の主要3指数はまちまち。前日終値を挟んで不安定な値動きとなり、ナスダックは反発、ダウは84ドル安の33045ドルと続落で取引を終えた。21日の大幅安により自律反発狙いの買戻しが先行し、寄り付き後はプラスで推移していた。この日注目された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で引き締め継続が意識され、その後は売りに押される展開に。半面、想定内の内容で金利高は抑制されハイテク買いが指数を押し上げた。


本日は下げ渋りか。今晩発表の国内総生産(GDP)改定値は速報値から横ばいと予想され、成長維持が示されれば売りづらい展開となりそうだ。一方、FOMC議事要旨では、複数のメンバーが0.50%利上げを主張したことが明らかになり、引き締め長期化観測を背景に金利高に振れやすい。ただ、明日のPCEコアデフレーターは高水準が予想されるものの、前回を下回ると予想され、内容を見極めようと過度な売りは回避されるとみる。

《TY》

 提供:フィスコ

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