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【材料】インターフェイスが大幅安 成長ストーリーに疑問の声も=米国株個別

 インテリア製品メーカーのインターフェイス<TILE>が大幅安。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の13ドルから9ドルに引き下げた。今年の需要の弱体化を予想している。

 「建設は引き続き好調だが、非住宅市場が経済不安を理由に支出を控えており、今年を通じて市場は弱含みで推移する兆しが見られる」と述べた。年内に市場は縮小し、来年初頭も縮小すると仮定し、自身の今年通期の1株利益予想を従来の1.40ドルから0.92ドルに下方修正したとしている。

 さらに、同社は多くの投資家の視界の外に置かれてしまったとも指摘。商業用LVTフローリングの市場シェアが拡大しており、同社のセールポイントだったタイルカーペットの成長ストーリーが悪化していることを挙げている。「LVTの市場シェア拡大により、同社にかつてのような成長ストーリーはない。同社はLVTの販売に比較的うまく適応しているが、長期的な成長ストーリーには疑問が残る」と述べている。

(NY時間10:30)
インターフェース<TILE> 8.92(-2.22 -19.95%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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