【市況】このあと１月分の米中古住宅販売件数　１２カ月ぶりの反転が見込まれる

　このあと日本時間０時に１月分の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で４１３万件と１２カ月ぶりに増加に転じることが見込まれている。

　１月時点では、米インフレ鈍化とＦＲＢの利上げサイクルが最終局面に差し掛かっているのではとのムードが広がる中、落ち込みが続いていた米住宅市場も反転の兆しが見え始めている。住宅ローン金利も上げが一服していた中、今回は反転に転じると見られているようだ。

　先行指標ともなっている１２月分の米中古住宅販売仮契約件数が予想外に増加していたことも、今回の予想に反映されているものと見られる。

米中古住宅販売件数（1月）21日0:00
予想　413万件　前回　402万件

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美