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【通貨】外為サマリー:時間外の米金利上昇を受け一時134円40銭台に強含む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円23銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円25銭前後と前週末に比べて10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。全米市場がプレジデントデーの祝日で休場となるなか、一時133円93銭まで軟化したものの、その後は134円30銭近辺まで切り返す場面があった。

 この日の東京市場のドル円相場は模様眺めムードが強いながらも堅調な展開となっている。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化観測は依然として根強く、時間外取引での米長期金利の上昇を手掛かりに、午前9時10分ごろには134円43銭まで強含んだ。ただ、今晩に米国やユーロ圏で2月の購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表されることから一段と上値を追う勢いには乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0677ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=143円32銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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