【市況】株価指数先物【昼のコメント】 OP権利行使価格の2万7500円~2万7750円でレンジ推移
日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の2万7540円(+0.36%)前後で推移。寄り付きは2万7660円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7700円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。寄り付き直後には2万7710円とナイトセッションで付けた高値に顔合わせしたものの、これを超えられず、次第に利益確定が優勢となった。前場半ばには、2万7530円まで上げ幅を縮めた。
日経225先物は買い一巡後に利食い優勢となったが、想定されていた動きであろう。オプション権利行使価格の2万7500円~2万7750円辺りのレンジで推移しており、5日移動平均線が位置する2万7550円を挟んだこう着である。1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、後場は様子見ムードが強まりやすいだろう。ただし、2万7500円辺りで底堅さが見られるようだと、寄り付き水準辺りまでのリバウンドを狙った短期トレードは期待できそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.84倍とほぼ横ばいで推移。25日線水準での底堅さは意識されるものの、同線からのリバウンドを狙ったNTロングが入る需給状況ではないだろう。
株探ニュース