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【通貨】NY為替:日米金利差拡大観測が再燃、ドル・円は一時132.90円

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円00銭から132円90銭まで上昇し、132円63銭で引けた。日本政府が黒田総裁の後任として雨宮現副総裁を念頭に置きながら就任を打診したとの報道で、現行の緩和維持方針が継続するとの見方が強まり円売りが再燃。また、米国の労働市場が依然ひっ迫、経済も警戒したほど悪化しないとの思惑に米連邦準備制度理事会(FRB)のピーク金利5%超予想が再燃し、長期金利上昇に伴うドル買いに拍車をかけた。

ユーロ・ドルは、1.0780ドルから1.0710ドルまで下落し、1.0725ドルで引けた。ユーロ・円は142円66銭まで上昇後、142円11銭へ弱含んだ。ポンド・ドルは、1.2077ドルから1.2006ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9244フランから0.9291フランまで上昇。

《MK》

 提供:フィスコ

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