【材料】<動意株・1日>(前引け)=エンプラス、テクノスJ、ジェイテック
エンプラス <日足> 「株探」多機能チャートより
テクノスジャパン<3666>=商い急増ストップ高。ERPソフトの導入支援ビジネスを手掛けるほか、同社独自開発の企業間プラットフォームCBPを駆使して顧客需要の開拓が進んでいる。31日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)の営業利益は前年同期比17%増の11億2400万円と好調で、通期計画に対する進捗率は94%に達した。特に10~12月期の営業利益は前年同期比55%増と急拡大している。業績予想の上振れ期待も膨らむなか、株価の値ごろ感から短期資金の攻勢が加速している。昨年1月5日につけた昨年来高値560円も約1年1カ月ぶりに更新した。
ジェイテック<2479>=物色人気にストップ高。自動車や半導体分野などを中心に技術者派遣事業を手掛けるが、5G、次世代自動車、ロボット、AI関連といった最新技術分野での旺盛な開発需要を取り込み業績拡大が急となっている。31日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表。経常利益は従来予想の1億5500万円から2億1500万円(前期比84%増)に増額した。06年3月期以来17期ぶりの過去最高更新となる。技術者派遣の稼働率が高水準に推移するなか、高付加価値業務への配属などで平均単価も上昇し収益を押し上げている。これを材料視する形で買いが集まった。
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出所:MINKABU PRESS