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【材料】三和HDが後場一段高、米国で売価転嫁が想定以上に進み23年3月期業績予想を上方修正

三和HD <日足> 「株探」多機能チャートより
 三和ホールディングス<5929>が後場上げ幅を拡大している。午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を5450億円から5750億円(前期比22.6%増)へ、営業利益を450億円から540億円(同52.2%増)へ、純利益を280億円から310億円(同35.7%増)へ上方修正したことが好感されている。

 国内で物流施設やメンテ・サービス事業が好調に推移しているほか、大型再開発案件などが貢献していることに加えて、米国事業で原材料価格高騰に対応した売価転嫁が想定以上に浸透したことが要因としている。

 同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高4169億2600万円(前年同期比27.4%増)、営業利益354億2500万円(同85.0%増)、純利益227億7100万円(同94.7%増)だった。物流施設を中心とした重量シャッターが順調。ビル・マンションドア、軽量シャッターも堅調だった。

出所:MINKABU PRESS

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