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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 いったんは達成感も、底堅さが見られるなかでショートは仕掛けづらい


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の2万7330円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは2万7370円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7390円)にサヤ寄せする格好で、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後に2万7490円まで買われたが、値がさ半導体株が利食いに押されて伸び悩み、一時2万7280円と下げに転じる場面があった。ただし、ショートを仕掛けてくる動きもなく、その後は2万7280円~2万7350円辺りのレンジ推移を継続。

 日経平均株価は寄り付き直後に2万7500円を回復した後は東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]が利食いに押されており、重荷となっている。円相場が1ドル=129円30銭台とやや円高に振れていることもあって、節目の2万7500円水準ではいったんポジションを解消させているようだ。もっとも、底堅さが見られるなかでショートは仕掛けづらく、引き続き押し目狙いのロングスタンスに向かわせよう。NT倍率は先物中心限月で13.81倍と5日、25日線水準での小動きであり、NTトレードは限られている。

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