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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 75日線を支持線に押し目狙いのロングスタンスに向かう


 日経225先物は11時30分時点、前日比50円高の2万7320円(+0.18%)前後で推移。寄り付きは2万7140円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7190円)にサヤ寄せする形で、売りが先行した。ただし、直後に付けた2万7130円を安値に買い戻されており、中盤にプラスに転じると、一時2万7330円まで上昇した。買い一巡後は下げに転じる場面も見られたが、終盤にかけて切り返し、日中の高値圏での推移を継続。

 業績下方修正が嫌気されて日本電産 <6594> [東証P]が大幅に下落するなか、ハイテク株の一角に利食いが広がり、指数の重荷となった。一方でダイキン工業 <6367> [東証P]やファーストリテイリング <9983> [東証P]が下支えしている。

 日経225先物は、75日移動平均線が支持線として機能し底堅い値動きを見せており、ショートを仕掛けづらくさせたようだ。前日の高値2万7360円接近ではショートを狙った動きも入りそうだが、押し目狙いのロングスタンスに向かわせよう。NT倍率は先物中心限月で13.81倍に低下しているが、5日線水準での小動きであり、NTトレードは限られている。

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