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【市況】日経平均VIは低下、日銀の緩和維持決定で警戒感が後退

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-1.33(低下率6.95%)の17.82と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.42、安値は17.39。

今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まったが、市場では日銀の追加の政策修正が引き続き警戒され、日経VIは午前は昨日の水準を上回って推移した。注目された金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定した。昼休みの時間帯に現状維持が発表されると日経225先物が急伸し、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは低下に転じ、その後は昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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