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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日銀決定会合の結果を受けて、一時2万6920円まで買われる


 日経225先物は11時30分時点、前日比120円高の2万6260円(+0.45%)前後で推移。寄り付きは2万6210円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6250円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き直後に2万6180円まで上げ幅を縮めたが、底堅さが意識されるなか、ロング優勢の流れから前場半ばには一時2万6310円まで買われた。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えていることもあり、終盤にかけては2万6240円~2万6290円辺りの狭いレンジでの推移を継続。

 米国市場でゴールドマン・サックス<GS>の予想を下回る決算が嫌気された一方で、エヌビディア<NVDA>などハイテク株の一角が買われた流れもあり、前日のリバランスで見られた動きが継続した。これにより、NT倍率は先物中心限月で一時13.79倍まで上昇し、直近で上値を抑えられていた5日移動平均線を上回ってきた。

 なお、ランチタイムで日銀の金融政策決定会合の結果が伝わっている。内容を精査する必要はあるが、長期金利の変動許容幅は0.5%に据え置いた。初動としては円相場が一時1ドル=130円台に乗せるなど円高修正の動きを強めたほか、日経225先物はランチタイムで一時2万6920円まで急伸した。初動でのロングの強まりはある程度想定されていたが、後場は投機筋の資金なども活発化しやすく、荒い値動きになりそうだ。

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