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【特集】萩原電気HD Research Memo(6):2023年3月期は期初予想を上方修正し、前期比22.8%の営業増益予想

萩原電気HD <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

● 2023年3月期の業績見通し
萩原電気ホールディングス<7467>の2023年3月期の連結業績は、売上高で189,000百万円(前期比19.3%増)、営業利益で5,350百万円(同22.8%増)、経常利益で5,200百万円(同19.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で3,600百万円(同25.2%増)と予想している。期初予想(売上高187,000百万円、営業利益4,300百万円)を2022年11月に上方修正し、2期連続で過去最高を更新する見通しだ。

しかしながらこの予想では、下期の利益は上期並みの水準となっている。自動車を中心とした主要顧客の生産が下期も堅調に推移する可能性はあるものの、為替の動向などが不透明であることから慎重な予想となっていると思われる。ただし、売上高は増加する見込みなので、利益については控え目と言えそうだ。売上高が予想を達成できれば、利益は予想を上回る可能性は高いと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《SI》

 提供:フィスコ

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