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【材料】稲葉製作が堅調な動き、鋼製物置の販売堅調で上期業績予想を上方修正

稲葉製作 <日足> 「株探」多機能チャートより
 稲葉製作所<3421>が堅調な動きとなっている。前週末9日の取引終了後、第2四半期累計(22年8月~23年1月)連結業績予想について、売上高を194億2000万円から194億5000万円(前年同期比8.9%増)へ、営業利益を6億3000万円から10億1000万円(同2.9倍)へ、純利益を5億円から8億1000万円(同2.5倍)へ上方修正したことが好感されている。

 粗利益率の高い鋼製物置の販売が堅調に推移していることや、原価低減に注力した効果などで、売上総利益率が改善したことが要因としている。なお、23年7月期通期業績予想は、売上高418億4000万円(前期比6.9%増)、営業利益18億3000万円(同3.2%減)、純利益16億3000万円(同7.2%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した第1四半期(8~10月)決算は、売上高98億9200万円(前年同期比7.8%増)、営業利益7億8200万円(同3.0倍)、純利益5億7600万円(同2.7倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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