市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は上げ渋り、米労働市場ひっ迫緩和で利上げ減速観測強まる

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円31銭へ軟化後、136円80銭まで上昇して136円68銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前週から増加したため労働市場のひっ迫緩和で利上げ減速の思惑が強まりドル売りが優勢となった。その後、株高に連れ、リスク選好の円売りが再開した。

ユーロ・ドルは、1.0510ドルから1.0565ドルまで上昇し、1.0556ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の追加利上げを織り込むユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は143円50銭へ下落後、144円36銭まで上昇。日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い・円売りや、リスク選好の円売りが再開した。ポンド・ドルは、1.2180ドルから1.2247ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9450フランから0.9344フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均