【通貨】明日の為替相場見通し＝パウエルＦＲＢ議長の発言注視

　今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩のパウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の講演に関心が集まりそうだ。予想レンジは１ドル＝１３８円３０～１４０円３０銭。

　パウエルＦＲＢ議長の講演では、他のＦＲＢ高官と同様にタカ派的な姿勢を示すことに対する警戒感が出ている。１２月１３～１４日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を前にＦＲＢの姿勢を探るためにも、その発言は高い関心を集めている。また、今晩は米１１月ＡＤＰ雇用統計や米７～９月期ＧＤＰ改定値といった重要指標の発表も予定されており、その結果も注目されている。




出所：MINKABU PRESS