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【市況】東京株式(前引け)=続伸、先物主導で2万8000円台回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前営業日比205円71銭高の2万8150円50銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億1196万株、売買代金概算は1兆5238億円。値上がり銘柄数は1496、対して値下がり銘柄数は285、変わらずは55銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方から買い優勢に傾き、日経平均は上値指向となった。あすが祝日に伴い休場となることで、積極的に個別株を買う動きは期待しにくい状況にあったが、主力株に先物主導のインデックス買いが入ったことで市場のセンチメントが改善、広範囲にリスクを取る動きが広がった。前引けの日経平均は200円強の上昇でフシ目の2万8000円台を回復した。値上がり銘柄数は1500近くに及び、プライム市場全体の8割強の銘柄が上昇した。

 個別ではレーザーテック<6920>がきょうも一頭地を抜く売買代金をこなし、株価も朝安後にプラス圏に切り返した。トヨタ自動車<7203>が堅調、三菱商事<8058>も値を上げた。塩野義製薬<4507>、武田薬品工業<4502>など医薬品株も買われた。クロスキャット<2307>が大幅高、円谷フィールズホールディングス<2767>も値を飛ばした。ソースネクスト<4344>も物色人気。半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、ダブル・スコープ<6619>、エムスリー<2413>なども軟調。SREホールディングス<2980>が売られ、ラクス<3923>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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