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【市況】日経平均VIは低下、株価底堅いとの見方から警戒感は後退

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.53(低下率2.91%)の17.67と低下している。なお、今日ここまでの高値は18.26、安値は17.59。

先週末の米株式市場で主要指数が堅調だったことから、市場心理は改善しやすくなった。こうした中、今日の東京市場はやや買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後の売り買い一巡後は日経225先物は売りに押され下げに転じる場面もあったが、下値を売り急ぐ動きはなく、市場では株価が底型との見方からボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは午後は低下幅を広げている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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