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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円近辺での底堅い値動き、リバウンドを狙ったロングが入りやすい


 日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の2万7990円(+0.10%)前後で推移。寄り付きは2万7990円と、シカゴ日経平均先物(2万7955円)を上回り、小幅ながら買い先行で始まった。現物の寄り付き直後に下げに転じ2万7890円まで売られる場面もあったが、2万7860円辺りで推移する5日移動平均線がサポートとして機能して切り返し、一時2万8000円を回復した。ただし、ロングの動きも強まらず、前場半ば以降は2万7900円~2万8000円でのレンジ推移となった。

 前日に指数を押し下げたソフトバンクグループ <9984> [東証P]、オリンパス <7733> [東証P]ともに反発したことで、自律反発狙いの買いが先行したようだ。その後はこう着ながらも、香港ハンセン指数、台湾加権指数が2%を超える上昇で推移するなか、日経225先物は2万8000円近辺で底堅い値動きを見せている。また、グローベックスの米株先物でも小幅ながら主要な指数先物がプラス圏で推移しており、リバウンドを狙ったロングの動きは入りやすいだろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.25倍と横ばいで推移しており、25日線を挟んだ値動きだった。

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