【材料】ホンダが一時5%安、今期最終益見通し引き上げも市場予想を下回る
ホンダ <日足> 「株探」多機能チャートより
円安効果に加え、インドやベトナムでの二輪販売台数の増加などを業績予想に反映させた。業績予想の前提となる為替レートは期中平均で1ドル=135円(従来は125円)と円安方向で見直した。一方、今期の四輪販売台数の見通しは、従来の計画から10万台減の410万台を見込む。
4~9月期の連結決算は、売上高に相当する売上収益が前年同期比15.7%増の8兆853億400万円、最終利益が同13.0%減の3385億1400万円だった。円安効果や二輪販売台数の増加が収益を押し上げた一方、半導体不足に伴う四輪車の生産・販売台数の減少や原材料価格の高騰が響いた。国内関連会社における持ち分法による投資利益も減少した。
出所:MINKABU PRESS