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【材料】ディズニーが決算を受け時間外で6%下落=米国株個別

 ディズニー<DIS>が引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、ディズニー+加入者は予想以上に増加したものの、1株利益、売上高とも予想を下回った。広告収入の低迷とストリーミング配信の損失が予想を上回った。ディズニー+加入者は1210万人の新規顧客を獲得した。

 ディズニー+が牽引する消費者向け直販部門の損失は、番組制作費の増加とグローバル展開のコストが重石となった。

 チャペックCEOは、ディズニー+が2024年度に黒字化するとの見通しを改めて示し、今後損失が縮小するとの見通しを示した。「ディズニー+の立ち上げから僅か3年での急成長は素晴らしいコンテンツ制作とサービスの国際展開に多額の投資を行うという戦略的決断の直接的な結果だ」と述べた。

 決算を受け時間外で株価は6%下落。

(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.51ドル)
・売上高:201.5億ドル(予想:212.6億ドル)
  メディア・エンターテインメント:127.3億ドル(予想:138.1億ドル)
  パーク・リゾート・消費者向け製品:74.3億ドル(予想:75.9億ドル)
・営業利益:16.0億ドル(予想:20.7億ドル)
・ディズニー+加入者:1.64億人(予想:1.62億人)
・ESPN+加入者:2430万人(予想:2390万人)
・Hulu加入者:4720万人(予想:4720万人)
・ディズニー+ARPU:3.91ドル(予想:4.29ドル)

(NY時間16:21)時間外
ディズニー<DIS> 93.81(-6.09 -6.10%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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