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【通貨】外為サマリー:147円00銭前後で推移、前週末NY市場の流れを引き継ぐ

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円00銭前後と前週末の午後5時時点に比べて90銭弱のドル安・円高となっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円62銭前後と前日に比べて1円60銭強のドル安・円高で取引を終えた。10月の米雇用統計で失業率が上昇したほか、米連邦準備理事会(FRB)高官から利上げペース減速について言及があったことが影響し、一時146円56銭まで軟化した。

 この日の東京市場のドル円相場は、ニューヨーク市場の流れを引き継ぐかたちで軟調な展開。パウエルFRB議長が2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で政策金利の到達点(ターミナルレート)が従来の見通しよりも高くなる可能性があると述べたことなどから下値ではドル買いの動きもみられるが、米長期金利の上昇が一服していることから上値追いの勢いは乏しく147円00銭を挟んで推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9933ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0170ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=146円01銭前後と同1円60銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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