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【市況】東京株式(前引け)=560円安、米株安受け売り膨らむ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 4日前引けの日経平均株価は2日終値に比べ560円22銭安の2万7103円17銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億3637万株、売買代金は1兆8854億円。値上がり銘柄数は390、値下がり銘柄数は1377、変わらずは70銘柄だった。

 日経平均株価は大幅続落し、一時600円を超す下落に売られる場面があった。1~2日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されたが、その結果はタカ派的な内容だったと受け止められ、NYダウは2日に500ドルを超える急落となり3日も下落した。この日の東京市場は3日が休場だったことから、休み中の海外市場の下落を織り込む形で下げ幅は拡大した。半導体などハイテク株のほか、海運、機械株などが値を下げた。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が安く、ファナック<6954>やSMC<6273>など機械株も軟調。日本郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株も値を下げた。半面、業績の増額修正を発表した三菱自動車工業<7211>や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が急伸。三菱重工業<7011>や三井物産<8031>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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