市場ニュース

戻る
 

【材料】ヤマハが23年3月期業績予想を上方修正、円安効果など反映

ヤマハ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヤマハ<7951>はこの日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。売上高に相当する売上収益の見通しは4600億円から4700億円(前期比15.1%増)、最終利益の見通しは375億円から410億円(同10.1%増)に上方修正した。業績予想の前提となる為替レートを、10月以降は1ドル=140円、1ユーロ=140円に見直した。

 4~9月期の連結決算は、売上収益が前年同期比9.8%増の2180億900万円となった。主力の楽器事業は中国ロックダウンの影響で、アコースティックピアノが減収となった一方、ギターが中国向けで成長し、管弦打楽器も北米向けの販売が大幅に伸びた。前年の4~6月期に固定資産売却益を計上した反動があり、最終利益は同2.9%減の208億400万円だった。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均