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【材料】三井物が後場上げ幅拡大、配当予想の増額と自社株買いを材料視

三井物 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井物産<8031>が後場に入り上げ幅を拡大した。午後2時、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、自社株買いと消却の実施を発表。年間配当予想についても増額修正をし、これらを材料視した買いが集まった。

 自社株買いは取得総数6000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.8%)、取得総額1400億円を上限とする。取得期間は2日から2023年2月28日。この間、取得した自己株式数に1000万株を加えた株式(消却前の発行済み株式総数に対する上限割合4.4%)について、3月13日に消却する。年間配当予想は前期比25円増配の130円と、従来の予想(120円)から10円増額した。

 更に、23年3月期の通期業績予想について為替の影響などを反映させ、最終利益予想を8000億円から9800億円(前期比7.1%増)に上方修正した。

出所:MINKABU PRESS

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