【材料】マクニカHDが続急伸、23年3月期業績及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
マクニカHD <日足> 「株探」多機能チャートより
製造業DX化や各国政府主導による半導体への投資、脱炭素化によるEV化などを背景に、産業機器市場や車載市場向けが引き続き堅調に推移する見通し。また、クラウドの利活用の加速を背景に、ネットワーク事業でクラウドサービス関連商品、エンドポイントセキュリティー関連商品の導入が進むとみられることも寄与する。
第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4925億6200万円(前年同期比35.9%増)、営業利益268億100万円(同73.6%増)、純利益168億2100万円(同40.3%増)だった。
同時に、上限を250万株(発行済み株数の4.01%)、または60億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は22年11月1日から23年3月24日まで。また、取得した自社株のうち、譲渡制限付株式報酬への充当を見込む30万株を除いた全株と、9月30日時点で保有する自社株を23年3月31日付で消却するとあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS