【材料】パナHDは小動き、23年3月期業績予想を一転減益予想へ下方修正も織り込み済み
パナHD <日足> 「株探」多機能チャートより
為替換算によるプラス効果で売上高は7兆9000億円から8兆2000億円(同11.0%増)へ上方修正したものの、オートモーティブやコネクト、インダストリーなどの分野で実質的な販売減少を見込むほか、景気減速懸念に伴う顧客の投資判断先送りで米ブルーヨンダーの収益が一時的に悪化する見通しであることが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4兆639億円(前年同期比15.0%増)、営業利益1497億5900万円(同25.6%減)、純利益1073億3700万円(同29.9%減)だった。ヒートポンプ式温水暖房機や車載電池などの販売増に加えて、為替換算の影響も寄与した。
出所:MINKABU PRESS