【材料】冶金工が23年3月期業績及び配当予想を上方修正
冶金工 <日足> 「株探」多機能チャートより
ステンレス特殊鋼業界として、一般材や家電製品向けシーズヒーター及びバイメタルなどで在庫調整が見受けられる一方、太陽光発電向けや水電解装置をはじめとした環境分野の高機能材は堅調な需要が見込まれていることに加えて、コスト上昇に対する受注価格改定の成果が下期以降に顕在化すると見込まれることが要因としている。なお、年間配当予想は200円(前期120円、従来予想140円)となる予定だ。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高963億6600万円(前年同期比50.2%増)、営業利益126億5100万円(同91.0%増)だった。中国での太陽光発電向けのほか、半導体製造設備向け需要が引き続き堅調に推移した。
出所:MINKABU PRESS