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【通貨】外為サマリー:148円20銭台に上昇、時間外の米金利上昇が支援材料

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円23銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円20銭弱のドル高・円安となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円60銭前後と前日に比べて1円30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。金融緩和策の維持を決めた日銀と、インフレ抑制に向けて利上げを続ける米連邦準備理事会(FRB)との方向の違いが意識されるなか、147円80銭台まで上伸する場面があった。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場も堅調な展開。時間外取引で米長期金利が一段と上昇幅を広げていることで、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすくなっている。また、きょうは週明けの月末とあって実需のドル需要などもあるようで、午前9時50分過ぎには一時148円28銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9959ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=147円62銭前後と同1円30銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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