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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 25日線が支持線として機能する格好で下げ渋る動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比290円安の2万6940円(-1.06%)前後で推移。寄り付きは2万6940円と、シカゴ日経平均先物(2万7035円)にサヤ寄せする格好で売り先行で始まった。現物の寄り付き直後につけた2万7020円を高値に調整の動きを強め、ナイトセッションの安値水準でこう着。終盤にかけて一時2万6870円まで売られる場面も見られたが、25日移動平均線が支持線として機能する格好で下げ渋る動きだった。

 米国市場下落の流れを引き継いで売り優勢となったが、テスラ<TSLA>が時間外取引で6%超の下落となったことを嫌気したようだ。グローベックスのナスダック100先物の下落率が1.0%を超えて推移していることも手掛けづらくさせている。

 ただし、オプション権利行使価格の2万6875円辺りで推移している25日線が支持線として機能し、積極的にショートを仕掛けてくる動きは限られよう。反対に下値の堅さが見られるなか、朝方につけた2万7020円を捉えてくるようだと、ショートカバーが入りやすいと見られる。 NT倍率は先物中心限月で14.23倍に低下した。75日線を割り込み、25日線水準まで下げてきたが、25日線水準での下げ渋りによって、NTロングによるスプレッド狙いにシフトする動きに向かわせやすい。

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