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【市況】アジア株 総じて上昇、豪州株は急反落

東京時間18:04現在
香港ハンセン指数   16612.90(+25.21 +0.15%)
中国上海総合指数  3084.94(+12.96 +0.42%)
台湾加権指数     12966.05(-162.07 -1.23%)
韓国総合株価指数  2219.71(+7.16 +0.32%)
豪ASX200指数    6664.44(-94.39 -1.40%)
インドSENSEX30種  58307.43(+387.46 +0.67%)

 17日のアジア株は総じて上昇。前週末の米株安を受けて、アジア株は売りが先行した。その後は米国株価指数先物の時間外取引での上昇などもあり、下げ渋りからプラス圏に転じる市場が多く見られた。上海株は続伸。中国共産党大会でゼロコロナ政策の維持などが示され、そうしたことを嫌気して売りが先行したものの、売り一
巡後は政策期待などを背景にプラス圏に転じた。豪州株は急反落原油の大幅安を受けて、エネルギー関連株や素材株を中心に売られた。
   
 上海総合指数は続伸。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、保険大手の中国人寿保険、航空機メーカーの中航沈飛、上海の空港運営の上海国際機場が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)が買われる一方で、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は急反落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、石油・ガス会社のサントス、資源・鉱山会社のBHPグループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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