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【材料】ダイセキSが年初来安値を更新、23年2月期業績予想を下方修正

ダイセキS <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイセキ環境ソリューション<1712>が急落し年初来安値を更新している。3日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を168億円から148億円(前期比13.3%減)へ、営業利益を20億円から10億円(同52.4%減)へ、純利益を11億5500万円から4億5500万円(同63.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 インフラ整備工事関係の工事の進捗が全般的に遅く、想定の処理数量を下回る可能性が高くなったことに加えて、一部工事の現場でのスケジュールが変更となったことにより土壌搬入が半年程度遅れ、来期第2四半期ごろに再開する見込みとなったことが要因。また、資材高騰などによる建設市況の悪化が深刻となり、受注案件の減少と利益率の低下も見込まれるとしている。

 なお、第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高73億5800万円(前年同期比19.1%減)、営業利益4億5600万円(同64.6%減)、純利益2億600万円(同74.1%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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