【特集】10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 20社【スタンダード】編 <割安株特集>
東日システム <日足> 「株探」多機能チャートより
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では809銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値とされる1倍を下回る銘柄に注目した。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる20社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは9月30日現在)
9月30日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<5955> ヤマシナ 6700 0.6 790 0.82
<3316> 東日システム 51700 31.4 603 0.90
<8508> Jトラスト 57800 171 16000 0.57
<7461> キムラ 59500 3.9 2330 0.66
<2903> シノブフズ 61000 0.6 1550 0.53
<6488> ヨシタケ 63400 5.8 1430 0.61
<3768> リスモン 66200 1.0 700 0.90
<9029> ヒガシ21 66200 4.8 1750 0.88
<6239> ナガオカ 69800 17.1 1160 0.99
<3361> トーエル 74400 0.2 2180 0.84
<9078> エスライン 75800 23.7 1770 0.32
<9368> キムラユニテ 76000 3.5 3800 0.52
<6542> FCHD 79100 3.4 1200 0.75
<4752> 昭和システム 79600 4.5 650 0.88
<7087> ウイルテック 82600 107 1340 0.77
<3948> 光ビジネス 86700 22.1 1500 0.59
<9428> クロップス 88600 6.8 2854 0.83
<2924> イフジ産業 89300 0.1 1358 0.96
<9268> オプティマス 90600 13.0 3470 0.85
<3297> 東武住販 97300 12.9 640 0.70
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。
株探ニュース