市場ニュース

戻る
 

【材料】ライトエイドが決算受け大幅安 通期ガイダンスを下方修正=米国株個別

 ドラッグストアのライトエイド<RAD>が大幅安。取引開始前に6-8月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益の赤字は予想以上に膨らんだ。また、通期のガイダンスも公表しており、1株損益の見通しを下方修正したほか、EBITDAも下方修正している。ただ、売上高は予想を上回る見通しを維持した。

 同社のドニガンCEOは声明で「処方箋の伸びと市場シェア拡大、エリクサー社の営業利益率の改善、事業全体の販管費削減など、主要施策は順調に進展した。下半期に向けては、個人消費に対する圧力やサプライチェーンに関する課題が続くと予想され、同時に予防接種の高い需要に対応する準備を整え、エリクサー社の好調な業績の継続と販管費のさらなる削減を推進する」と述べた。

(6-8月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.63ドル(予想:-0.50ドル)
・売上高:59.0億ドル(予想:57.8億ドル)
・EBITDA(調整後):0.78億ドル(予想:1.07億ドル)

(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.97~-1.52ドル(従来:-0.66~-1.19ドル)(予想:-1.39ドル)
・売上高:236~240億ドル(予想:233.6億ドル)
・EBITDA(調整後):4.50~4.90億ドル(従来:4.60~5.00億ドル)(予想:4.59億ドル)

(NY時間10:23)
ライト・エイド<RAD> 5.12(-1.91 -27.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均