【経済】【クラウドファンディング】料理写真共有アプリ「スナップディッシュ」のヴァズ、2回目の募集 前回8000万円調達
料理写真共有サービス「スナップディッシュ」を展開するヴァズ株式会社(東京都武蔵野市)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集しています。申し込みは9月5日23時59分までです。
開始11年で230万DL突破
(出典:Unicorn)
スナップディッシュは「世界中の食卓と食卓、人と人がつながり、料理がうれしくなる体験」を提供するソーシャルクッキングサービス。自分の料理写真を加工して、日記やレシピ帳にしたり、食卓のストーリーをシェアしたりすることができます。同社によると、料理写真から献立のアイデアを見つけ、料理が好きな人たちとのコミュニケーションを楽しむことができる「国内最大規模」の料理写真共有サービスです。
サービス開始11年で、現在、アプリのダウンロード数230万超、投稿された料理画像総数約1800万枚と大きく成長。また、食品・飲料や家電、日用品メーカーとユーザーをつなぎ、「ポイントや金銭に頼らない、自然なファン育成」をサポートする独自のビジネスモデルを確立しています。
料理の写真を撮影して記録し、共有できる場があれば、料理をする多くの人が料理のうれしさや楽しさを感じ、モチベーションが湧いてくるのではないか――。スナップディッシュには、そのような思いが込められているといいます。
「ファンマーケティング」と「ファンマーケット」
料理画像を投稿し、ユーザー同士が活発なコミュニケーションを行うスナップディッシュは、食品・飲料メーカーが商品モニターやキャンペーンなどを通じて、自社商品を消費者に体験してもらい、商品やブランドのファン化を促進する「ファンマーケティング」に活用されているほか、地方の中小メーカーが開発した商品をユーザーに販売し、その商品のファンを増やす「ファンマーケット事業」も展開しています。
(出典:Unicorn)
(1)ファンマーケティング事業
同社は、広告モデルを採用してきた従来のメディアとは異なる、ファンマーケティングという新たなビジネスモデルを構築しています。
スナップディッシュでは、料理が好きなユーザー同士がアプリ上でつながり、関係性の強いコミュニティーを生成。ユーザーの多くは子どもを持つ30~40代の女性で、自分が作った料理をシェアしたり、他の人が作った料理を閲覧してコメントしたりして交流しています。
食品・飲料メーカーは、スナップディッシュを活用した商品モニターやキャンペーンなどを通じて、自社の商品を消費者にオンラインで、またはリアルに体験してもらうことができるため、ユーザーと商品のエンゲージメントを高め、商品やブランドのファン化を促進できます。
メーカーはスナップディッシュというアプリを「商品体験を共有する場」として活用することで、長期にわたって、そのメーカーの製品を購入してくれるファンを育成・獲得することができるといいます。
(出典:Unicorn)
同社が挙げる、ファンマーケティングのメリットは以下の通りです。
また、スナップディッシュの活用例は以下の通りです。
(2)ファンマーケット事業
同社のもう一つの軸がファンマーケット事業で、同社と、食品開発メーカーや1次産業の生産者が連携して商品を開発し、それをスナップディッシュのユーザーに販売します。
2022年4月にスタートしたサブスクリプション型の定期便サービス「食卓を紡ぐおたより便」は、スナップディッシュの編集長が厳選した食品や調味料を定期便として購入者に届け、スナップディッシュ上での体験共有と交流を促すものです。
同社によると、ファンマーケット事業は成功事例を着実に積み上げており、参加企業数も増加中。PDCAサイクルを回しながら、継続的にブラッシュアップを続けており、今後は、サブスクリプション型サービスの導入によって、売り上げを伸ばしていけるとしています。
今後の成長に向けて
(1)新たな市場を開拓
さまざまな商材開発に挑戦し、地道に成功事例を積み重ねてきており、今後、ウィズコロナからアフターコロナへ、平常に戻っていくことで、事業成長を加速させていく土台づくりができたとしています。
(2)資金調達により、事業をさらに伸長
今回の資金調達により、すでに成長軌道に乗り始めているファンマーケティング事業へ引き続き、投資するとともに、新規事業である会員向け通販事業(ファンマーケット事業)を継続的に開発していく考えです。
ファンマーケティング事業は、前回の調達資金によるソリューション開発と営業体制の強化によって成長軌道に乗り始めており、スナップディッシュサービスの改善強化や、メーカーからの新たなニーズへの対応、より多くの受注に備えた体制の整備に獲得資金を使うことによって、さらなる伸長が可能になるとしています。
新規事業であるファンマーケット事業では、引き続き、通販商品の開発に使用する予定です。
(3)和食人気を生かし、海外進出も視野に
日本の発酵食品は外国人に好評で、オンラインでの食品工場見学などは海外でのニーズが想定されるほか、日本食は海外でもブームで、スナップディッシュにも海外ユーザーが多数いることから、メーカーにとっても市場拡大のチャンスとなるため、海外でのファン育成やそれをベースとしたマーケティング支援が可能だと考えています。
(4)事業計画
(出典:Unicorn)
株主構成
・SIG Asia Investments,LLP
・シーサー株式会社
・SMBCベンチャーキャピタル株式会社
・アライドアーキテクツ株式会社
・株式会社ライダース・パブリシティ
・大樹生命保険株式会社
・RFA digital brains株式会社
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・イオレ <2334> [東証G]
・カヤック <3904> [東証G]
・ウォンテッドリー <3991> [東証G]
・THECOO <4255> [東証G]
・モイ <5031> [東証G]
・Retty <7356> [東証G]
株主優待
■対象
本クラウドファンディングに投資し、毎年12月末日現在の株主名簿に記載または記録された株主
■内容
すでに保有している株数と合計した株数に応じて、ファンマーケットでの販売商品の購入代金を割り引く「クーポン券」を贈呈
・1株保有:500円分
・2~4株保有:1000円分
・5~8株保有:2000円分
・9株以上保有:3000円分
※クーポン券は株主本人のみ利用可能
■贈呈方法
ユニコーンに登録されたメールアドレスに「クーポンコード」を送信
■時期
毎年3月以降の贈呈を予定
※クーポン券の有効期限は翌年3月末日
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
ヴァズ株式会社
東京都武蔵野市御殿山一丁目5番6号
設立年月 2010年2月
決算期 12月
資本金 412,179,060円
発行済株式数 13,084株
■募集株式の発行者の代表者
代表者名 舟田善
■募集価格
1株あたり 120,000円
最低申込金額 120,000円(1株)
上限申込金額 480,000円(4株)
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1008万円を以下の目的に充てる予定
ビジネス開発資金 122万円
サービス開発資金 719万円
手数料 166万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
ビジネス開発資金 122万円
サービス開発資金 719万円
手数料 825万円
目標募集額との差額3336万円を以下の目的に充てる予定
ビジネス開発資金 547万円
サービス開発資金 2789万円
■申込期間
2022年8月29日~9月5日
■目標募集額
10,080,000円(上限募集額 50,040,000円)
■連絡先
ヴァズ株式会社
0422-24-6341
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、Unicornの下記ページをご覧ください。
▼【第2回】料理特化SNS「SnapDish」を提供 持続可能な成長につながるマーケティング手法を提案し続ける「ヴァズ」
株探ニュース
・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額1008万円、上限募集額5004万円 |
・ | VC出資実績あり |
・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
・ | 株主優待あり(ファンマーケット販売商品割引クーポン券) |
・ | 2回目(前回は上限募集額8000万円を達成。資金は営業体制の強化や会員向け通販事業の新規開発に活用) |
・ | 類似上場企業:イオレ、カヤック、ウォンテッドリー、THECOO、モイ、Retty |
開始11年で230万DL突破
(出典:Unicorn)
スナップディッシュは「世界中の食卓と食卓、人と人がつながり、料理がうれしくなる体験」を提供するソーシャルクッキングサービス。自分の料理写真を加工して、日記やレシピ帳にしたり、食卓のストーリーをシェアしたりすることができます。同社によると、料理写真から献立のアイデアを見つけ、料理が好きな人たちとのコミュニケーションを楽しむことができる「国内最大規模」の料理写真共有サービスです。
サービス開始11年で、現在、アプリのダウンロード数230万超、投稿された料理画像総数約1800万枚と大きく成長。また、食品・飲料や家電、日用品メーカーとユーザーをつなぎ、「ポイントや金銭に頼らない、自然なファン育成」をサポートする独自のビジネスモデルを確立しています。
料理の写真を撮影して記録し、共有できる場があれば、料理をする多くの人が料理のうれしさや楽しさを感じ、モチベーションが湧いてくるのではないか――。スナップディッシュには、そのような思いが込められているといいます。
「ファンマーケティング」と「ファンマーケット」
料理画像を投稿し、ユーザー同士が活発なコミュニケーションを行うスナップディッシュは、食品・飲料メーカーが商品モニターやキャンペーンなどを通じて、自社商品を消費者に体験してもらい、商品やブランドのファン化を促進する「ファンマーケティング」に活用されているほか、地方の中小メーカーが開発した商品をユーザーに販売し、その商品のファンを増やす「ファンマーケット事業」も展開しています。
(出典:Unicorn)
(1)ファンマーケティング事業
同社は、広告モデルを採用してきた従来のメディアとは異なる、ファンマーケティングという新たなビジネスモデルを構築しています。
スナップディッシュでは、料理が好きなユーザー同士がアプリ上でつながり、関係性の強いコミュニティーを生成。ユーザーの多くは子どもを持つ30~40代の女性で、自分が作った料理をシェアしたり、他の人が作った料理を閲覧してコメントしたりして交流しています。
食品・飲料メーカーは、スナップディッシュを活用した商品モニターやキャンペーンなどを通じて、自社の商品を消費者にオンラインで、またはリアルに体験してもらうことができるため、ユーザーと商品のエンゲージメントを高め、商品やブランドのファン化を促進できます。
メーカーはスナップディッシュというアプリを「商品体験を共有する場」として活用することで、長期にわたって、そのメーカーの製品を購入してくれるファンを育成・獲得することができるといいます。
(出典:Unicorn)
同社が挙げる、ファンマーケティングのメリットは以下の通りです。
・ | LTV(顧客生涯価値。ある顧客が一生のうちに自社製品をどれだけ購入し、どれくらいの利益をもたらしてくれるかを示す指標)を最大化できる |
・ | 推し活(クチコミによる家族や友人への推薦)をしてくれる |
・ | ネット上での話題づくりをしてくれる |
・ | トレンドの予測ができる |
・ | リピーター・ファン化の分析ができる |
・ | 傾聴による商品開発、マーケティング戦略立案ができる |
・ | 営業活動、販促物の制作、営業資料の作成などに活用できる |
・ | 広報・PRに活用できる |
また、スナップディッシュの活用例は以下の通りです。
・ | 商品体験をアプリ上で共有し、確かめ合う「食卓体験投稿プラットフォーム」 |
・ | 商品の特徴を体験して語り合う「双方向型体験イベント」 |
・ | 商品を長期的に利用し、特徴を徹底的に体験しつくす「体験継続プログラム」 |
・ | 生活者の食卓・会話を可視化し、インサイトを商品開発に活用できる「商品開発サポート」 |
・ | 体験を動画でリッチコンテンツ化し、発信・ストックする「体験コンテンツ化」 |
・ | 生活者起点のファクトを世の中に広く発信する「PRファクト構築・発信」 |
(2)ファンマーケット事業
同社のもう一つの軸がファンマーケット事業で、同社と、食品開発メーカーや1次産業の生産者が連携して商品を開発し、それをスナップディッシュのユーザーに販売します。
2022年4月にスタートしたサブスクリプション型の定期便サービス「食卓を紡ぐおたより便」は、スナップディッシュの編集長が厳選した食品や調味料を定期便として購入者に届け、スナップディッシュ上での体験共有と交流を促すものです。
同社によると、ファンマーケット事業は成功事例を着実に積み上げており、参加企業数も増加中。PDCAサイクルを回しながら、継続的にブラッシュアップを続けており、今後は、サブスクリプション型サービスの導入によって、売り上げを伸ばしていけるとしています。
今後の成長に向けて
(1)新たな市場を開拓
さまざまな商材開発に挑戦し、地道に成功事例を積み重ねてきており、今後、ウィズコロナからアフターコロナへ、平常に戻っていくことで、事業成長を加速させていく土台づくりができたとしています。
(2)資金調達により、事業をさらに伸長
今回の資金調達により、すでに成長軌道に乗り始めているファンマーケティング事業へ引き続き、投資するとともに、新規事業である会員向け通販事業(ファンマーケット事業)を継続的に開発していく考えです。
ファンマーケティング事業は、前回の調達資金によるソリューション開発と営業体制の強化によって成長軌道に乗り始めており、スナップディッシュサービスの改善強化や、メーカーからの新たなニーズへの対応、より多くの受注に備えた体制の整備に獲得資金を使うことによって、さらなる伸長が可能になるとしています。
新規事業であるファンマーケット事業では、引き続き、通販商品の開発に使用する予定です。
(3)和食人気を生かし、海外進出も視野に
日本の発酵食品は外国人に好評で、オンラインでの食品工場見学などは海外でのニーズが想定されるほか、日本食は海外でもブームで、スナップディッシュにも海外ユーザーが多数いることから、メーカーにとっても市場拡大のチャンスとなるため、海外でのファン育成やそれをベースとしたマーケティング支援が可能だと考えています。
(4)事業計画
(出典:Unicorn)
株主構成
・SIG Asia Investments,LLP
・シーサー株式会社
・SMBCベンチャーキャピタル株式会社
・アライドアーキテクツ株式会社
・株式会社ライダース・パブリシティ
・大樹生命保険株式会社
・RFA digital brains株式会社
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・イオレ <2334> [東証G]
・カヤック <3904> [東証G]
・ウォンテッドリー <3991> [東証G]
・THECOO <4255> [東証G]
・モイ <5031> [東証G]
・Retty <7356> [東証G]
株主優待
■対象
本クラウドファンディングに投資し、毎年12月末日現在の株主名簿に記載または記録された株主
■内容
すでに保有している株数と合計した株数に応じて、ファンマーケットでの販売商品の購入代金を割り引く「クーポン券」を贈呈
・1株保有:500円分
・2~4株保有:1000円分
・5~8株保有:2000円分
・9株以上保有:3000円分
※クーポン券は株主本人のみ利用可能
■贈呈方法
ユニコーンに登録されたメールアドレスに「クーポンコード」を送信
■時期
毎年3月以降の贈呈を予定
※クーポン券の有効期限は翌年3月末日
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
ヴァズ株式会社
東京都武蔵野市御殿山一丁目5番6号
設立年月 2010年2月
決算期 12月
資本金 412,179,060円
発行済株式数 13,084株
■募集株式の発行者の代表者
代表者名 舟田善
■募集価格
1株あたり 120,000円
最低申込金額 120,000円(1株)
上限申込金額 480,000円(4株)
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1008万円を以下の目的に充てる予定
ビジネス開発資金 122万円
サービス開発資金 719万円
手数料 166万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
ビジネス開発資金 122万円
サービス開発資金 719万円
手数料 825万円
目標募集額との差額3336万円を以下の目的に充てる予定
ビジネス開発資金 547万円
サービス開発資金 2789万円
■申込期間
2022年8月29日~9月5日
■目標募集額
10,080,000円(上限募集額 50,040,000円)
■連絡先
ヴァズ株式会社
0422-24-6341
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、Unicornの下記ページをご覧ください。
▼【第2回】料理特化SNS「SnapDish」を提供 持続可能な成長につながるマーケティング手法を提案し続ける「ヴァズ」
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