【特集】「再生可能エネルギー」が10位にランク、米「歳出・歳入法」成立でも注目<注目テーマ>
レノバ <日足> 「株探」多機能チャートより
1 原子力発電
2 パワー半導体
3 防衛
4 メタバース
5 半導体
6 小型原子炉
7 原子力発電部材・部品
8 電気自動車関連
9 ディフェンシブ
10 再生可能エネルギー
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「再生可能エネルギー」が10位となっている。
再生可能エネルギーが株式市場で注目を集めている。脱炭素に絡む環境面からの関心が高いが、ロシアによるウクライナ軍事侵攻に伴い、天然ガスや原油価格などが上昇するなかエネルギー安全保障の面からも太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーを見直す動きが強まっている。
特に米国では、今月に入り「歳出・歳入法」が成立した。同法は「インフレ抑制法」とも呼ばれ、富裕層や大企業への課税強化により政府の債務が削減されインフレが抑制されることを目指しているが、同時に10年間で約4300億ドルの歳出のうち約8割にあたる約3700億ドルを気候変動対策などに投じる方針。米国史上最大規模の気候変動対策が実施される見込みであり、米国での再生可能エネ関連株の見直しの波は東京市場にも波及するとみられている。レノバ<9519>やイーレックス<9517>、ウエストホールディングス<1407>、いちご<2337>、Abalance<3856>、TREホールディングス<9247>などに注目したい。
出所:MINKABU PRESS