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【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):プロネクサス、グラファイトD、カーバイドなど

グラファイト <日足> 「株探」多機能チャートより

<7847> グラファイトD:660円(+41円)
大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の1.9億円から3億円に、通期では5億円から6.7億円に上方修正している。自社ブランドシャフトの各ゴルフショップからの直販受注及び各クラブメーカーからのカスタム用シャフト受注が想定を上回っているもよう。4月に投入した新製品は生産が受注に追い付かない状況ともなったようだ。上振れ期待はあったとみられるが、想定以上の上方修正と捉えられる。


<3962> チェンジ:1873円(+59円)
大幅反発。SBIHDが議決権総数の7.05%に当たる510万株を相対取引によって取得すると発表している。株式取得予定日は8月30日としている。両社は3月4日に資本業務提携を発表、SBIHDが19.81%を保有する筆頭株主となった後、6月27日には追加取得で20.13%にまで保有比率を引き上げ、持分法適用関連会社化していた。着実な保有比率上昇とともに、連携強化への期待も高まる形になっているようだ。


<4064> カーバイド:1269円(-79円)
大幅安で8月9日の年初来安値を更新。165万7400株の株式売出、24万8500株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。大株主のAGCや取引金融機関など4社が売出人となる。プライム市場の上場維持基準である「流通株式時価総額」の充足を目指して、政策保有株の縮減方針をとっており、その一環となるようだ。売出株数は最大で、自社株を除いた発行済み株式数の20.3%に当たる。


<7893> プロネクサス:1021円(-78円)
大幅安で4月27日の年初来安値を更新。200万株の株式売出、30万株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。筆頭株主である同社会長が売出人となる。プライム市場上場基準維持において平均売買代金が課題と認識、流動性向上を図ることを目的としている。売出株数は最大で、自己株式を除いた発行済み株式数の9.0%に当たる。当面の需給悪化を警戒する動きが優勢となっているようだ。


<6920> レーザーテック:19255円(-955円)
大幅反落。ジャクソンホール会合におけるパウエルFRB議長の講演内容が想定よりもタカ派であったことから、金融引き締め長期観測が意識される形となり、先週末の米国株式市場が大幅に下落。とりわけ、先行きの金利上昇懸念が強まり、グロース株の下げがきつくなっている。米SOX指数は5.8%の急落となっており、同社など国内半導体関連にも売りが波及する展開となっている。


<5759> 日本電解:2590円(-108円)
大幅に3日ぶり反落。SBI証券を割当予定先として新株予約権1万8000個(潜在株式数180万株)を発行すると発表している。調達資金の約48.2億円は、米国子会社での新工場建設資金に充てる。新工場は車載電池用銅箔の生産拠点とする。潜在株式数が発行済株式総数に占める割合は24.83%で、将来的な株式価値の希薄化が懸念されて売り優勢となっているようだ。


<4012> アクシス:1422円(+30円)
大幅に反発。東証の承認を受け、9月2日に東証グロース市場から東証スタンダード市場に上場市場区分を変更すると発表している。今後も継続してガバナンスの強化を進め、持続的な成長と企業価値の向上を行い、東証プライム市場への市場区分変更を目指すとしている。スタンダードへの市場区分変更で株式需要が高まるとの期待から買いが入っているとみられる。


<4586> メドレック:122円(0円)
朝高後、値を消す。出願中の「再貼付不可能な貼付剤」について、米国特許商標庁(USPTO)から特許査定通知があったと発表している。中枢性鎮痛貼付剤MRX-9FLT(フェンタニルテープ剤)をカバーする基本特許の一つで、有効期間は2038年まで。米国のほか、欧州や中国でも権利化を目指しているという。米国での特許査定通知は利益拡大に資するとの見方から、買いが入っているようだ。
《ST》

 提供:フィスコ

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