【材料】AIGが決算受け上昇 1株利益が予想を上回る=米国株個別
AIG<AIG>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、保険料収入は予想に届かなかったものの、1株利益は予想を大きく上回った。株式市場の変動により生命保険とリタイヤメント事業のIPOが遅れ、投資収益が減少する一方、引受の強さが示された。
ザッフィーノCEOは声明の中で、「損害保険の優れた引受文化は、引き続き当社の業績に表れている。すべてのステークホルダーに長期的な価値をもたらすよう、全社的に卓越した取り組みを続けている」と述べた。
合算比率は87.4%となり、保険料1ドルにつき、0.87ドルを保険金支払いと経費に使用したことを意味する。この指標が90%を下回ったのは15年以上ぶりのこと。
ザッフィーノは、「5月と6月の株式市場のボラティリティが高かったため、コアブリッジ・ファイナンシャルのIPOを遅らせた」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.19ドル(予想:1.09ドル)
・保険料収入:68.7億ドル(予想:70.9億ドル)
・ROE(調整後):7.0%(予想:5.9%)
・1株純資産(調整後):58.16ドル(予想:69.31ドル)
・合算比率:87.4%(予想:92.1%)
・損害比率:56.2%(予想:61.5%)
(NY時間09:56)
AIG<AIG> 53.58(+1.31 +2.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ザッフィーノCEOは声明の中で、「損害保険の優れた引受文化は、引き続き当社の業績に表れている。すべてのステークホルダーに長期的な価値をもたらすよう、全社的に卓越した取り組みを続けている」と述べた。
合算比率は87.4%となり、保険料1ドルにつき、0.87ドルを保険金支払いと経費に使用したことを意味する。この指標が90%を下回ったのは15年以上ぶりのこと。
ザッフィーノは、「5月と6月の株式市場のボラティリティが高かったため、コアブリッジ・ファイナンシャルのIPOを遅らせた」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.19ドル(予想:1.09ドル)
・保険料収入:68.7億ドル(予想:70.9億ドル)
・ROE(調整後):7.0%(予想:5.9%)
・1株純資産(調整後):58.16ドル(予想:69.31ドル)
・合算比率:87.4%(予想:92.1%)
・損害比率:56.2%(予想:61.5%)
(NY時間09:56)
AIG<AIG> 53.58(+1.31 +2.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美