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【材料】FRONTEOが続伸、慶応大と「会話型 認知症診断支援AIプログラム」を開発

フロンテオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 FRONTEO<2158>が続伸している。4日の取引終了後、慶應義塾大学と自然言語処理(NLP)を用いた「会話型 認知症診断支援AIプログラム」を開発したと発表しており、これが好感されている。

 同研究では、特定の課題を用いない自由会話から、認知症への罹患を高精度で判定することに成功したという。プログラムは簡便に行うことができ、医療従事者・患者双方の負担を軽減できるほか、従来の認知機能検査の課題であった繰り返し行うことで被験者が検査内容を覚えてしまい検査の精度が低下する「学習効果」を避けることが可能な技術として、スクリーニング検査などへの実用化が期待できるとしている。同社では現在、薬事承認へのプロセスを進めているとしている。

出所:MINKABU PRESS

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