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【材料】花王が反落、原材料価格の高騰などで22年12月期営業利益予想を下方修正

花王 <日足> 「株探」多機能チャートより
 花王<4452>は反落。3日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、営業利益を1600億円から1450億円(前期比1.0%増)へ、純利益を1170億円から1110億円(同1.2%増)へ下方修正したことが嫌気されている。

 欧米各国を中心に、新型コロナウイルス感染症対策と経済活動の正常化を両立させる試みが世界各地で本格化し、国内も規制緩和を背景に市場の回復が見え始めており、売上高は1兆4900億円から1兆5700億円(同10.7%増)へ上方修正した。ただ、上期において石化原料など原材料価格の高騰などの影響を受け、下期もこうした事業環境が続くと予想されることが響く。

 第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高7339億100万円(前年同期比8.7%増)、営業利益536億6100万円(同23.9%減)、純利益388億8800万円(同26.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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