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【材料】エプソンは3日ぶり反発、想定為替レートの見直しで23年3月期業績予想を上方修正

エプソン <日足> 「株探」多機能チャートより
 セイコーエプソン<6724>は3日ぶりに反発。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆3200億円から1兆3600億円(前期比20.5%増)へ、営業利益を960億円から1020億円(同8.0%増)へ、純利益を670億円から740億円(同19.8%減)へ上方修正したことが好感されている。
 
 中国のロックダウン及び部品調達難に伴う製品供給不足によるマイナス影響は織り込むも、円安の進行により想定為替レートを1ドル=121円から131円へ、1ユーロ=132円から135円へ見直し、為替差益が見込まれることが要因。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高2978億7400万円(前年同期比5.6%増)、営業利益312億1400万円(同31.9%増)、純利益266億7900万円(同52.5%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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