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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「ポイントとなる2万8300円台の節」

株式評論家 富田隆弥

◆7月22日まで7日続伸を演じた日経平均株価だ。さすがに今週は一服し、2万7500円~2万8000円のゾーンでもみ合った。サイコロジカルラインや騰落レシオ、RCI(順位相関指数)など日足のテクニカル指標は高値警戒を示しており、この一服は当然でもあろう。

◆一服したとはいえ、日足チャートは突破した200日移動平均線(28日時点2万7561円)の上にあり、ほどよいスピード調整と言えるだろう。スピード調整の後に改めて3月と6月につけた2万8300円台の高値に挑戦してもおかしくはない。

◆ただ、少し期間の長い週足チャートを見ると、日経平均株価は3月中旬以降、「2万6000円~2万8000円」のボックス(往来)相場を形成している。昨年9月から続いた「2万8000円~3万円」のボックスを一段下に割り込んでのボックス相場であるだけに、「2万8300円」はチャート上での厚い節目となる。つまり、2万8300円台の節を突破するなら「2万8000円~3万円」のボックスに回帰するが、節を抜けないようだと「2万6000円~2万8000円」のボックス相場が継続することになる。

◆カレンダーを見れば8月に入り、夏休み本番となる。日本株は8月前半は商いが細り、小動きとなりやすい。米国では注目されたFOMC(連邦公開市場委員会)を27日に、そして4-6月GDP(速報)の発表を28日に終えて、こちらもバカンス本番を迎える。投資家はポジションを軽くして夏休みに入ると聞く。

◆ポジション調整には持ち株を売るケースもあれば、売りを手仕舞うものもあり、株式だけでなく為替、商品など各マーケットは多少乱高下するだろう。だが、日本株は基本的に8月中盤まで小動きが想定される。あとは節目の「2万8300円台」を抜くかどうかである。

(7月28日 記、毎週土曜日に更新)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ


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