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【市況】アジア株 豪州株は上げ縮小、8月に75bp利上げ観測が浮上 豪失業率が48年ぶり低水準で

アジア株 豪州株は上げ縮小、8月に75bp利上げ観測が浮上 豪失業率が48年ぶり低水準で

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数   20840.55(+42.60 +0.20%)
中国上海総合指数  3268.45(-15.84 -0.48%)
台湾加権指数     14278.80(-45.88 -0.32%)
韓国総合株価指数  2325.75(-2.86 -0.12%)
豪ASX200指数    6641.00(+19.44 +0.22%)

アジア株はまちまち。世界的な景気鈍化やインフレ高止まりが懸念されている。一方で、値ごろ感による買いも見られる。

豪州株は上げ幅をやや縮小、強い豪雇用統計を受け8月に75bpの大幅利上げを実施するとの観測が浮上している。きょう発表された豪州6月の雇用統計は、失業率が3.5%と前回の3.9%から改善、1974年以降で最も低い水準を記録した。雇用者数も8.84万人増と予想の3万人増を大きく上回る増加となった。雇用統計を受け、豪中銀が8月に75bpの大幅利上げに踏み切るのではないかとの見方がいっきに広まっている。米ゴールドマンサックスは豪中銀は2024年までインフレを抑制できるとは思えないと指摘している。
豪州市場では、BHPビリトンやリオティントなど素材関連が上昇。サントスやウォーリーなどエネルギー関連も買い戻されている。一方、銀行や不動産など金融株は総じて下落している。

出所:MINKABU PRESS

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