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【市況】東京株式(寄り付き)=売り優勢、米株急落受けリスク回避の流れに

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比235円安の2万6814円と反落。

 直近4営業日続伸していた日経平均だが、きょうは下値を探る展開でスタートした。前日の欧州株市場は総じて強い動きを示したが、米国株市場は朝高後に大きく値を崩す展開となった。NYダウは500ドル近い下げとなったほか、ナスダック総合株価指数は340ポイントあまり水準を切り下げ、下落率でNYダウを大きく上回った。東京市場でも、この流れを引き継ぎ、主力株中心に幅広くリスク回避の動きが広がっている。米国のインフレに対する警戒感が強まるなか、あすに発表が予定される5月の米個人所得・支出(PCE)の結果を見極めたいとの思惑もあり、押し目に買い向かう動きも限られそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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