【特集】リバウンド狙う、ボリンジャー【－３σ】ブレイク銘柄 高ROE 11社選出 ＜テクニカル特集＞　6月17日版

　17日の東京株式市場は日経平均株価が大幅反落。前日の米株式市場ではNYダウが3万ドルを割る急落となり、スイスや英国が16日に利上げを公表したことで、世界的な金融引き締めに伴う景気悪化が警戒された。東京市場も売りが膨らむ展開となったが、この日の日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持が発表されると、市場にはイベント通過の安心感も広がり、後場に入り下げ幅は縮小。半導体関連や海運、自動車、銀行株などが安かった。半面、消費関連株の一角が高かった。日経平均終値は前日比468円安の2万5963円。プライム市場の値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は1447、変わらずは40。

　本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドと経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)に注目しました。ボリンジャーバンド「－３σ」を 17日終値が下回り、ROEの基準とされる8％以上の 11社をピックアップ。－３σとのカイリ率が大きい順に記しました。

　－３σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

　　　　　　　　　　-３σとの
　　　 銘柄名　　　　カイリ率　ＲＯＥ
<4919> ミルボン　　　　-3.66　 12.83
<7745> Ａ＆Ｄホロン　　-2.55　 16.52
<2301> 学情　　　　　　-1.26　 10.19
<7059> コプロＨＤ　　　-0.57　　9.24
<4423> アルテリア　　　-0.46　 23.25

<9216> ビーウィズ　　　-0.46　 32.95
<2146> ＵＴ　　　　　　-0.38　 16.20
<4186> 東応化　　　　　-0.32　 10.53
<6920> レーザーテク　　-0.16　 34.71
<2475> ＷＤＢ　　　　　-0.15　 13.05

<4021> 日産化　　　　　-0.02　 19.23


※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

株探ニュース